私たちのステークホルダー・エンゲージメントとは
JBFAは、創立20周年を迎えた2022年から
より透明性の高い情報発信と、
新たな価値を皆様とともに創造することに努めています
特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会(JBFA)は、「ブラインドサッカー」「ロービジョンフットサル」の中央競技団体として2002年10月6日に設立されました。
ビジョンとして「ブラインドサッカー(視覚障がい者サッカー)を通じて、視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会を実現すること」を掲げ、「ブラインドサッカーに携わるものが障がいの有無にかかわらず、生きがいを持って生きることに寄与すること」をミッションに、競技事業や大会事業のほかに、ダイバーシティ&インクルージョン事業、その他ビジョンを達成するために必要な事業を推進しています。
JBFAという組織は、継続して成長してきました。
関わってくださる人の数も年々増えている現在、今まで以上に、丁寧に、わかりやすく情報発信をさせていただくことで、皆様に私たちを知っていただき、さらに強い絆を築き、共感とその輪を広げることを目指します。
そうすることでビジョンに掲げる「混ざり合う社会」の具現化に近づいていく、それこそが私たちのステークホルダー・エンゲージメント(利害関係者のみなさまとの絆の向上)と考えます。
お知らせ
2024年11月25日他の投稿私たちのステークホルダーとは
JBFAは私たちの活動と多くのつながりをもつ「ステークホルダー」(利害関係者の皆様)とのエンゲージメント(関わり合いや関係性、絆)を、情報発信を通じて、改善・向上していきたいと考えています。
JBFAのこれまでのウェブサイトやSNSでは、大会結果や日本代表をはじめとした各活動の状況を発信してきました。
もちろん、それらも大切な情報発信であり、これからも継続してまいります。他方、私たちの課題と改善点は、それらの取り組みの裏側にある目的や、取り組み、経営に関する情報を十分に発信できていなかったことです。
今回、このウェブサイトでは、JBFAと関わり合いのある個人・団体・企業の皆様を、我々の「ステークホルダー」ととらえ、情報発信をしてまいります。
アスリート(選手)およびクラブチーム
プレーする人たちがいて、このスポーツが成り立ちます。
JBFAでは、ブラインドサッカー・ロービジョンフットサルの2つのカテゴリーのスポーツにおいて、第一義に、プレーするアスリートたちが大切なステークホルダーとなります。
また、JBFAでは、登録クラブチームがあり、ブラインドサッカー(B1クラス)は31チーム、ロービジョンフットサル(B2/B3クラス)は4チーム(2022/4現在)が活動しています。定期的に開催されるクラブチームミーティングなどを通して、競技や活動に関わる情報や情報交換の場を提供しています。
詳しくは:https://www.b-soccer.jp/club_teamボランティア
ブラインドサッカーの大会(クラブチームのリーグ戦、国内大会、日本で開催される国際大会など)や代表チームの合宿の場では、サイドフェンスの設営や、ピッチ作り、受付など多くの人手が必要で、これまで非常に多くのボランティアの方々にご登録いただき、作業のサポートをいただきました。
また、活動の黎明期においては、有給や専従のスタッフはいなく、役職員もボランティアで本スポーツを支えてくれたおかげで、いまのJBFAがあります。
ボランティア業務を経験したい方など今後も多くの方の参画をお待ちしています。
詳しくは:https://www.b-soccer.jp/involve/volunteerパートナー企業
JBFAを支援しながら、共同し一緒にビジョン達成を目指す「JBFAパートナー」、各事業に特化したご支援をいただく「代表スポンサー」や「スポ育パートナー」、各事業に特化したご支援、資金のみに限らず、物品・人的協力などサービス提供でサポートいただく「サプライサービスパートナー」など、さまざまなパートナー制度を設けています。
また、日本代表の3つのカテゴリーは「スポンサー」として各代表チームを支援いただいています。
詳しくは:https://www.b-soccer.jp/companies/partnership
JBFAパートナービジョンに共感し、達成を目指し協働を続けるパートナー
ブラインドサッカー男子日本代表スポンサー
ブラインドサッカー男子日本代表の選手がより良い環境で強化を行うことをご支援いただいています。
ブラインドサッカー女子日本代表スポンサー女性視覚障がい者の運動能力、社会的スキルの向上を目指すJBFAの女性向け事業の支援・象徴としての「ブラインドサッカー女子日本代表」の活動をご支援いただいています。
ロービジョンフットサル日本代表スポンサー
ロービジョンフットサル日本代表の選手がより良い環境で強化を行うことをご支援いただいています。
アカデミーパートナー
視覚障がいのある児童、生徒を対象とした、「ブラサカアカデミー事業」(ブラサカキッズキャンプ等)にサポートいただいています。
競技力向上パートナーブラインドサッカー男子日本代表の強化のうち、競技力向上に直接的に必要なスキルや用具、サービス等を提供いただいています。
スポ育パートナー体験型ダイバーシティ教育プログラム スポ育の実施・展開をサポートいただいています。
OFF T!MEパートナーブラインドサッカーの個人向け体験プログラム「OFF T!ME(オフタイム)」のプログラムをサポートいただ
いています。
サプライサービスパートナー協会活動、競技活動において私たちの課題を解決できる製品・サービスを継続的にご支援いただいています。
ソーシャルテクノロジーパートナー最先端技術を用いて社会貢献を目指す企業と、JBFAの持つ資産とを掛け合わせ、社会実装させていくことを目的とした枠組みを通じて協会の活動をサポートいただいています。
アライアンスパートナー
様々な形で社会へのポジティブなインパクトを与えることを目的に相互に協働しています。
官公庁・自治体
地域貢献を含むパートナーシップ協定の締結や、地元での大会開催・強化活動などのサポートをいただいています。
品川区(パートナーシップ協定)
https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/PC/press_release/press_release-2021/20210423170126.html
https://www.b-soccer.jp/uploads/2021/04/PR210423_shinagawa.pdf
葛飾区(パートナーシップ協定)
https://www.b-soccer.jp/news/12791-pr190905_katsushika-alliance
スポーツ庁
https://www.mext.go.jp/sports/
厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/index.html
東京都
https://www.metro.tokyo.lg.jp/
新宿区
https://www.city.shinjuku.lg.jp/
みらいパートナー(継続個人寄付会員)
みらいパートナーは月1,000円からの継続個人寄付会員制度です。
みらいパートナーの皆さんから頂戴したご寄付は、公的な助成金や、企業のサポートではお金が回りにくい事業などに充てさせていただいております。また、法人からの資金調達が多いJBFAにおいて、重要な資金源と位置付けています。
詳しくは:https://join.b-soccer.jp/競技関連団体
公益財団法人日本パラスポーツ協会(JPSA)
日本パラリンピック委員会
https://www.parasports.or.jp/paralympic/
日本財団パラスポーツサポートセンター(パラサポ)
協会に効率的な団体運営を推進する「シェアードサービス」を提供いただいている。普及啓発費、広報・マーケティング費等の助成金・共同オフィススペースなど。
一般社団法人 日本障がい者サッカー連盟/JIFF公益財団法人日本サッカー協会(JFA)の「関連団体」としてJBFAとの連携窓口や7つの障がい者サッカー団体の意見取りまとめ・調整を行いビジョンの実現と強化・普及を促進
一般財団法人インターナショナル・ブラインドフットボール・ファウンデーション(IBF-Foundation)
https://jpn-ibf-foundation.mystrikingly.com/
ブラインドサッカーを通じた世界の視覚障がい者のクオリティ・オブ・ライフを向上させることを目的に設立され、JBFAとIBF Foundation の目的の達成と、JBFA の掲げる「視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会」の実現のため、パートナーシップ協定を締結JBFA役職員
JBFAには、老若男女、障がいの有無や国籍にかかわらず、多様な役職員が働いています。職員の半数近くが女性で、ライフイベントによってキャリアが妨げられることなどがないよう、正職員、契約職員、業務委託など多様な働き方、勤務時間が選択できるように整備されています。また、GPWなど外部機関の従業員意識調査を実施したり、社内広報による横の情報の交換、隔月程度で全社員集会とカジュアルな交流の場を設けています。
詳しくは:https://recruit.b-soccer.jp/jbfa-1協会運営のこだわり
パラスポーツ団体運営の革新者・開拓者としての自負を持ち、今後も先進性と楽しい驚きのあふれる事業を推進。自主財源確保・自立運営、そして「混ざり合う社会」へ
JBFAは2002年に創立し2022年には20周年をむかえ、この期間徐々に活動範囲を拡げてきました。このスポーツを広めよう、の一念で道なき道を切り開き、大会や協会の運営費用に対して、なかなかスポンサードを得るのが難しい時期や、競技の歴史の若さなどから、助成金もわずかな状況が続くなど、資金をどのように獲得したらいいのか、試行錯誤が続きました。このように、ブラインドサッカーの価値が「ビジョン」として言語化されるまで、多くの方の協力を得るべく汗をかいてきました。2013年には東京でのオリンピック・パラリンピックの開催がきまり日本におけるパラスポーツの関心が、企業や学校を中心に高まっていくという追い風をうけました。多くの研修・講演の要請があるなか、ブラインドサッカーの競技がもたらす「コミュニケーション」、「リーダーシップ」などの価値が、もとめられていることがわかり、企業研修や教育などに活かしてマネタイズする取り組みが始まりました。
中央競技団体の運営費における自主財源については、比率を高くすることを推奨されています。様々な制約がなく独自の活動を行い、ビジョンを達成するために、これからもJBFAは自主財源獲得にむけ、大会の開催や、ブラインドサッカーの価値を体現した研修に加え、福祉分野の新規事業などにも幅広く活動を展開していきます。